21ヵ国684社/団体が出展 10月17日から4日間幕張メッセで「CEATEC 2023」開催

  一般社団法人電子情報技術産業協会（小島啓二会長　JEITA）が、10月17日から20日の4日間、幕張メッセでデジタルイノベーションの総合展示会「CEATEC 2023」を開催する。今年のキーワードは「次世代」。

　今年の出展企業数は684社/団体以上、そのうち45％の305社/団体が新規出店者。ベンチャー、スタートアップ、大学研究機関が昨年の81社から153社/団体に増加した。（ホール5展示）。海外出展者はイスラエル、UAE、ウクライナ、フィンランドからの参加企業を合わせて、21ヵ国。登録来場者数は10万人以上を見込み「共創」の場をめざす。

   オープニングセレモニーで「第13回　CEATEC AWORD　大臣賞」表彰式　

　会期前日の10月16日には、岸田文雄首相、鈴木淳司・総務大臣、西村康稔・経済産業大臣、河野太郎・デジタル大臣が出席したオープニングセレモニーが、パレスホテル東京で開催。席上「第13回　CEATEC AWORD　2023」大臣賞の表彰式が行われた。

　3大臣賞を授賞したのは、以下の企業。

総務大臣賞　

空間セキュリティマネージメントソリューション（東芝）

経済産業大臣賞　

金属インクジェット印刷技術を用いた環境負荷低減PCB（エレファンテック）

デジタル大臣賞　

世界最小最軽量級カメラが「働く」を変えるリアルタイム映像DXソリューション「XactiLIVE（ザクティライブ）」（ザクティ）

グローバル部門賞　 グランプリ

ARC SYSTEM（R2C2 Limited｜香港）

4年ぶりに全200本以上のリアルコンファレンス

　今年は4年ぶりにコンファレンスがリアルで復活。オープニングセッションは「Innovators Gathering Opening」と題して、「サステナブルな社会の実現に向けて」、「デジタル田園都市国家構想」をテーマに、産官学の第一人者や気鋭のスタートアップ経営者、地方自治体のリーダーが一堂に会し、パネルディスカッションを実施。国際展示場会議室や展示会場内のステージで、全200本以上のコンファレンスが予定されている。